文学座
欲望という名の電車
作:テネシー・ウィリアムズ
訳:小田島恒志
演出:高橋正徳
訳:小田島恒志
演出:高橋正徳
公演スケジュール
- 岡山芸術創造劇場ハレノワ 中劇場
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例会日 昼 夜 10/06 火 – 18:30 10/07 水 13:00 – 10/08 木 13:00 – 10/09 金 12:30 – 10/10 土 13:00 –
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西大寺市民劇場例会
西大寺公民館大ホール -
例会日 昼 夜 9/26 土 – 18:30 9/27 日 13:00 –
上演時間:2時間55分(予定)
あらすじ
20世紀戯曲の金字塔、戦後の新劇を代表する名舞台を文学座の新しい才能を結集して甦えらせます!

アメリカ南部の大農園で上流階級の娘として育ったブランチ・デュボア。ベル・レーヴ(美しい夢)と呼ばれる農園を失った彼女は「欲望」という名の電車に乗り、「墓場」という名の電車に乗り換え、これまでの上流の暮らしとは遠くかけ離れた、むせかえるようなニューオーリンズのフレンチクォーターに降り立ち、妹のステラとその夫・スタンリーが住む貧しいアパートにたどり着く。 何不自由ない暮らしをしてきたブランチにとって、多民族の文化の坩堝ニューオーリンズでの生活は衝撃的であった。ポーランド移民の労働者であるスタンリーは、派手に振る舞うブランチに苛立ちを感じ、二人は反発しあう。そんな中、スタンリーの友人の紳士的なミッチと出会ったブランチは、最後の希望を彼に託すが…。
出演予定=小林勝也、中川雅子、大滝 寛、山本郁子、沢田冬樹、鍛治直人、渋谷はるか、柴田美波、小石川桃子、鈴木結里、稲岡良純、キクチカンキ
かいせつ
『欲望という名の電車』は、1947年にブロードウェイで初演され、ピュリッツァー賞を受賞した20世紀演劇を代表する作品です。1953年の文学座公演で日本初演を果たし、杉村春子の当たり役として35年にわたって繰り返し上演されてきました。2022年には35年ぶりに文学座で再演が果たされ、特別な人の特別な物語ではない、観る者が共感できる作品として甦りました。
演出は、『ガラスの動物園』に続いてのテネシー・ウィリアムズ作品になる高橋正徳。ブランチ役の山本郁子は『女の一生』に続いて杉村春子の当たり役に挑み、そのはかなげな美しさと過酷な現実と戦う姿が新しいブランチ像として結実しました。
そして2025年、演劇鑑賞会の会員のみなさんに、より掘り下げられた本作をお届けし、新たな『欲望』のスタートを踏み出します。
演出は、『ガラスの動物園』に続いてのテネシー・ウィリアムズ作品になる高橋正徳。ブランチ役の山本郁子は『女の一生』に続いて杉村春子の当たり役に挑み、そのはかなげな美しさと過酷な現実と戦う姿が新しいブランチ像として結実しました。
そして2025年、演劇鑑賞会の会員のみなさんに、より掘り下げられた本作をお届けし、新たな『欲望』のスタートを踏み出します。
劇団紹介
文学座は1937年9月、久保田万太郎、岸田國士、岩田豊雄(=獅子文六)の文学者の発起によって創立されました。「真に魅力ある現代人の演劇をつくりたい」、「現代人の生活感情にもっとも密接な演劇の魅力を創造しよう」という2つの創立理念が今も生き続けています。現在は演出家である鵜山仁が劇団代表を務め、俳優・スタッフを含め約220名の座員が日々創造活動を行っています。

