2021年 11月例会 怪談 牡丹燈籠

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹灯籠 - 文学座 バナー

文学座
怪談
牡丹燈籠

原作:三遊亭 円朝
脚本:大西 信行
演出:鵜山 仁

岡山市民会館
例会日
11/24 7時
11/25 12時30分
11/26 休演
11/27
11/28
11/29 7時
11/30 1時
西大寺市民劇場例会
西大寺公民館大ホール
例会日
11/26 6時45分
11/27 1時


上演時間:2時間15分(予定)


幽霊よりも怖ろしいのは人の欲!人の心の光と影、表と裏をゆらゆらと映し出す牡丹灯籠。

カラン…コロン…闇夜に響く下駄の音

三遊亭円朝による怪談噺の傑作。杉村春子・北村和夫で再演を重ねた文学座の財産演目を、鵜山仁が”ネオ和物”の人情喜劇に再構築。

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹灯籠 - 文学座 フライヤー表岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹灯籠 - 文学座 フライヤー裏

あらすじ

落語家円朝が高座で披露する怪談噺で幕があがる。

浪人・萩原新三郎に焦がれ死んだ旗本の娘・お露は、後を追った乳母・お米と牡丹燈籠を携え、新三郎と嬉しい逢瀬を重ねるが、2人が幽霊と知った新三郎は家中に死霊除けのお札を張り巡らせる。

お露を不憫に思うお米は、新三郎の店子で下男の伴蔵に「お札剥がし」を頼みこむ。

伴蔵は幽霊を恐れながらも妻・お峰に焚きつけられ、百両との引き換えを条件にお札を剥がすと、牡丹燈籠は嬉し気に高窓に吸い込まれていった。

一方、お露の父・飯島平左衛門の妾・お国は、隣に住む情夫・源次郎をそそのかし、平左衛門を殺害、有り金を奪い逃走する。

人の命と引き換えに金を手にする欲に目の眩んだこの4人は、落ちのびた先で図らずも絡み合い、ぞっとするような愛憎劇で人の業をあぶりだす・・・。

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 舞台写真1

スタッフ・キャスト

  • 早坂直家
    伴蔵
  • 石川 武
    飯島平左衛門/紳士
  • 大原康裕
    円朝/志丈/久蔵
  • 沢田冬樹
    源次郎
  • 相川春樹
    定吉/ぽん太
  • 越塚 学
    萩原新三郎
  • 富沢亜古
    お米/お峰/夫人
  • つかもと景子
    お六
  • 山崎美貴
    お国
  • 髙柳絢子
    お絹
  • 大野香織
    お露/おたね
  • 柴田美波
    お竹/お梅

Cast

伴蔵 早坂直家
飯島平左衛門/紳士 石川 武
円朝/志丈/久蔵 大原康裕
源次郎 沢田冬樹
定吉/ぽん太 相川春樹
萩原新三郎 越塚 学
お米/お峰/夫人 富沢亜古
お六 つかもと景子
お国 山崎美貴
お絹 髙柳絢子
お露/おたね 大野香織
お竹/お梅 柴田美波

Author

原作
三遊亭円朝

Staff

脚本
大西 信行
演出
鵜山 仁
美術
乘峯 雅寛
照明
古宮 俊昭
音響
秦 大介
衣裳
前田 文子
殺陣・所作指導
澤村 國矢
舞台監督
寺田 修
演出補
水野 玲子
制作
友谷 達之

えんげきの友より


生まれ変わった斬新な舞台!

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 舞台写真2

中国小説「剪灯(せんとう)新話」の中の「牡丹灯記」が伝えられ、明治時代になって三遊亭円朝が「怪談牡丹燈籠」と題してつくりかえた。特に、カランコロンと下駄の音がして、妖艶な美女の亡霊が恋しい男のところにあらわれる場面は名高い。

1974年、その円朝の怪談噺を文学座が、大石信行脚本、戌井市郎演出で劇化した。杉村春子と北村和夫の夫婦コンビの公演が今も語り継がれる文学座の財産演目のひとつで、同じ文学座の「女の一生」や「華岡青洲の妻」などと並ぶ「和物の魅力」を堪能できる舞台となった。

岡山市民劇場では1974年、杉村春子、髙橋悦史で例会として迎えた。特に杉村春子が、夫をそそのかし、幽霊に百両の金をせびるように仕向ける妻と、幽霊の乳母の二役を早変わりで演じ分ける場面が、すごいと話題になった。

2018年、「怪談牡丹燈籠」は鵜山仁演出により再構築され、全く新しい「ネオ和物」となって生まれ変わった。テンポのよさはそのままに、話がいくつも複雑に絡み合い、人間の業の深さをあぶり出して、表の顔と裏の顔、人の心の光と闇を照らし出す。舞台美術は、3月例会「しあわせの雨傘」も手がけた乘峯雅寛。時代劇なのにガラス工芸を意識した美しく斬新な舞台となっている。     

今回欲深い夫婦を演じるのは、久し振りに迎える早坂直家さんと富沢亜古さんの二人。配役も一新しての上演となる。



怪談だけど怖くない。胸を張って誘って!

女優・富沢亜古さん、制作・友谷達之さんを迎えて「魅力に迫る会」を10月13日、天神山文化プラザで開催。「怪談 牡丹燈籠」の面白さや、演劇にかける思いなどを語っていただきました。

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 魅力に迫る会1

1974年、岡山市民劇場例会で 杉村春子さん、高橋悦史さん で「怪談 牡丹燈籠」を迎えました。杉村さん亡き後、1998年に上演されてから、ずっと「怪談 牡丹燈籠」は文学座の中で眠ってていたのはなぜか?
新しくよみがえった芝居

友谷和物の文学座と言われていますが、それを上演するには、着物やかつらを借り、着付けのプロをお願いするので、大変経費がかかります。財政的になかなか再上演できずにいました。九州ブロックから「ぜひやってほしい」との申し出があり、ステージ数も確保できたので、2018年鵜山仁演出で新しく生まれ変わって上演できたのです。

この芝居の見どころは

富沢三遊亭円朝の傑作創作落語を、大西信行さんが杉村春子さんに頼まれて、文学座のために脚色しました。落語調のせりふ、江戸言葉も出ますが、分かりにくいことはないです。「怪談 牡丹燈籠」は3組の男女の愛憎劇。お露の乳母お米役、伴蔵の妻お峰役、最後の場面に円朝と会話する婦人役、この3役を早変わりで演じます。ガラリと雰囲気も変わるので、そこもお楽しみに。

この芝居は伴蔵、お峰を中心に展開します。その2人のやりとりが見どころです。仲のいい夫婦だったのに、お金に目がくらんで、最後には殺し合うまでに。
斬新な舞台美術や照明も見どころのひとつ。アールデコ調の美しい装置です。お国と源次郎が死ぬ場面は蛍が飛び交い幻想的です。

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 魅力に迫る会2

友谷9月から静岡県ブロックをこの芝居で回りました。どこの市民劇場も会員数が減って大変です。
文学座は東京公演してもせいぜい10ステージ。後は、演劇鑑賞会の例会となり、ステージを重ねていくことで、役者が育ち、芝居も育っていきます。劇団と鑑賞会は車の両輪、大切な関係です。演劇は不要不急ではありません。役者と観客で芝居は創られてていきます。胸を張って誘って下さい。

富沢お峰に決まった時は嬉しかったです。杉村春子演じるお峰の舞台ビデオを100回以上観ました。より良い芝居にして11月に参ります。1人でも多くの方に観てもらいたいです。幽霊が怖いという方には「怖くないよ」と伝えてください。人の方が怖いかもね。

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 魅力に迫る会3

観劇の感想

不思議さ、おかしさ、言い得て妙
暗闇の中の演出など、ドキドキ感がいっぱい!

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 舞台写真4

川崎市民劇場なかはら
町田演劇鑑賞会ほかの感想文より
  • さすが文学座の財産演目!脚本・演出・舞台装置、それぞれにいろいろ工夫されていてとても面白かったです。富沢亜古さんの乳母お米と伴蔵の妻お峰の早変わり、大原康裕さんの円朝・志丈・馬子の久蔵の三役などをはじめ、芝居の面白さを楽しむことができました。
  • 暗闇の中の演出、場面の転換、通路からの登場などドキドキ感がいっぱいでした。怖い話の中にも会話のやり取りの面白さや、せりふの迫力があり、見応えがありました。
  • 金の欲、地位への欲、色欲などは自分の内部にあり、人間の命さえ犠牲にします。それは自分が愛されているという無上の幸福さえ、捨ててしまいます。生活は貧しくとも何が大切か?「牡丹燈籠」はそれを教えてくれます。怖いです。
  • 怪談をどんなふうに演じるのか興味津々でしたが、恐ろしくも楽しいお芝居に感じました。照明や音による表現が素晴らしかったし、俳優さん達の演技も素晴らしかった。

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 舞台写真3

  • 舞台劇で怪談は初体験でしたので、怖いものが苦手な私は観る前は、帰りに怖くなったらどうしようとか、夜トイレで思い出したら嫌だなとか心配していました。しかし、とても良かった。怖いというよりお話に引き込まれました。少し暗くて静かな景色を美しく感じました。
  • 伴蔵・お峰の掛け合いなども面白く、大変良かったです。「お化けだから怖い…」とか「人間関係が複雑で分かりにくいかも…」などの事前の心配は一気に吹き飛び、お芝居に引き込まれました。何よりも新しく入った方が「良かったわ〜」と満足気に話してくれた笑顔に、お誘いして良かったと、心から思いました。
  • 死んでしまった幽霊より生きている人間の方がより恐ろしい。役者さん一人ひとりの個性が表れている良い芝居でした。
  • 人間の知恵を超える不思議さ、おかしさ、言い得て妙。演出の鵜山仁氏の力量が如実に湧き出て感動のラストでした。

次例会のたねより

新しくよみがえった文学座の財産演目!
因果応報の怪談噺に、笑いながらゾッとする…

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 チラシ

人間の業はお化けよりも怖いとよく言われますが、この話はまさにそれ。新三郎に焦がれ死にしたお露が幽霊となって、新三郎を憑り殺すのはほんの一部。色と金に目が眩んだ人間たちの因果応報を描き、お峰と伴蔵夫婦の丁々発止のやり取りに腹を抱えた客席は、やがてゾッとする結末へと導かれる・・・。

杉村春子と北村和夫の快演が、今でも語り継がれる文学座の財産演目の一つ。落語の大名跡・三遊亭円朝が創作した怪談噺(ばなし)の傑作を、1974年に舞台化して初演。その後も86年、 95年と上演され、98年には新橋耐子が杉村から引き継いで再演を果たすなど、大きな役割を果たしてきた作品です。

もはや伝説となった文学座版「怪談 牡丹燈籠」が20年の時を経てよみがえります。

単なる名作の上演ではない。和もの上演の艶やかさ、俳優の明朗なせりふなど、文学座が持つ創造的資質を全面に、これからの文学座を担う全く新しいキャスティングと演出で臨む、ほぼ新作と言っていい作品を作り上げました。このワクワクする感覚をぜひ共有したと思います。

(文学座/企画)

劇作家・大西信行が語る
「怪談 牡丹燈籠」

今日の明日の生活の中に幸せをまさぐり、不幸せに出遭えば、世を恨むより己(おの)が持って生まれた不運とあきらめて、歯を食いしばって耐えてきた庶民。そんな生きざま、死にざまを面白おかしく噺(はなし)に組み立て語り聴かせた円朝の「牡丹燈籠」。それを文学座の舞台の上に再現した時、面白おかしさの奥のごく小さな何かを客席にいる人たちが感じ取ってくれたら・・・。

「怪談 牡丹燈籠」
– 文学座の上演史 –
岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 上演史1

初演「怪談 牡丹燈籠」で一番面白く観たのは、杉村春子の演技である。とりわけお露(二宮さよ子)と共に幽霊手と言われるお化けの手つきが、いわゆる幽霊らしいモノマネではなく、腰に力の入った姿勢、能の足運びにも似た滑るような歩き方と一体となり、体全体が見事な様式性を獲得していた。しかも抑制の利いた低い声が、張りと格調を作りだし、歌舞伎の幽霊ものをはるかに超える新境地を開拓した。

(えんげきの友‘86 より)

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 上演史2

12年ぶりの再演で、大西脚本は円朝の言葉を芝居のせりふとして大西氏の創意を加えて練り上げたものだが、円朝の研究家の諸先生方の間でも、彫琢(ちょうたく)を極めた江戸語として大層評判になった。

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 上演史3

大西脚本は文学座のために書き下ろされたものだが、歌舞伎でもこの本で上演することが多くなっている。演出家戌井市郎の決まり文句は〝幽霊より怖い人間〟で、この作品を日本流暗い喜劇(ブラックコメディー)としている。

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 上演史4
- 大西おおにし 信行のぶゆき [1929 – 2016] -
劇作家、脚本家、演芸研究家。 『小説 圓朝』の著者でもある正岡容 (1904-1958)の門下生で、後 に「正岡容――このふしぎな人」を 執筆。小沢昭一、加藤武とは、麻布 中学・早稲田大学を通じての友人で あり、「東京やなぎ句会」の仲間でも あった。
文学座には『怪談 牡丹燈籠』をはじ め、『開化草紙電信お玉』『女たち』 『億の奥』を書き下ろす。また、戯曲 のほかにテレビ時代劇「水戸黄門」 「大岡越前」など数多くの脚本を手 掛けた。(以上パンフレットより抜粋)


あの世とこの世の境を超えて
ぶつかり合う愛と欲望の人間ドラマ
岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 鵜山 仁
演出:鵜山 仁

「怪談 牡丹燈籠」のエピローグに、「世の中がどんなに新しくなっても、人間の知恵の及ばない不思議は決して後を絶たない。不思議だから、不可解だからこそ人は心を惹かれ、寄席劇場に集まってくる」というくだりがある。

これは作者・大西信行さんの、芝居と人生の核心についての強い思いだ。人生には、そしてこの宇宙には、不可知の領域というものが必ずある。理性や効率では計り知れない、しかしだからと言って知らずに済ますわけにはいかない領域だ。 不可知と切り結びつつ、われわれは生きている。不可知の果てを知ることが生きがいだと言ってもいい。芝居に限らず、およそアートとか学問とか呼ばれるものは、その冒険の尖兵(せんぺい)の役割を果たしているのだと思う。

不可知の究極はおそらく死の世界だ。(中略)われわれは死の世界は知らなくても、怪談を創ることは出来る。人の心の闇を写す虚実皮膜の世界で、幽明(あの世とこの世)の境を超えてぶつかり合う、凄まじい愛情、欲望を仮想してみることもできる。これは、ことによるとかなり馬鹿馬鹿しいお笑い、破天荒で痛快な見世物で、怪談がしばしば落語と近しい関係にあるのもむべなるかな、という気がする。

いずれにせよ、そんなダイナミズムをガツガツと取り込み、生死の境界線を自由に行き来する途方もないエネルギー交換をのぞき見できれば、きっと面白い芝居が立ち現れるはずだ。文学座版の初演から約40年の亡霊を背負って、立体的な人間ドラマにしたい。

出典:文学座「怪談 牡丹燈籠」パンフレット より

人間の業の深さをあぶり出す

岡山市民劇場 2021年11月例会:怪談 牡丹燈籠 - 文学座 お露の図
怪談 牡丹灯篭 お露の図 作者不詳

カラン、コロンと闇夜に響く下駄の音…でおなじみの原作は、江戸末期から明治時代に活躍した落語家・三遊亭円朝が25歳の時に書いた怪談噺(ばなし)。浪人の萩原新三郎に焦がれ死にするお露、新三郎の下働きをしていた伴蔵(ともぞう)とお峰、そして家督を狙ってお露の父・飯島平左衛門を情夫の源次郎とともに殺してしまう平左衛門の愛人お国の話が絡み合って、人間の業の深さをあぶり出す。

2016年に86歳で他界した劇作家の大西信行氏の脚本をもとに鵜山仁氏の演出で上演。幽霊の手助けをして大金を得た伴蔵とお峰を中心に、人間の弱さ、哀しさを一つの因縁話として描き出す。

出典:2018年6月2日 スポーツニッポン より

三遊亭さんゆうてい 円朝えんちょう

1839 (天保10年) – 1900 (明治33年)

三遊亭円朝 肖像

江戸から明治への転換期にあって、伝統的な話芸に新たな可能性を開いた落語家。
本名は出淵次郎吉。江戸湯島切通しに生まれた。祖父は侍だったが、父は侍を嫌って、2世円生に入門して、橘屋円太郎となったため、彼も同門に入り、小円太と称した。

17歳で真打となり、円朝と改め、まず派手な衣装に薄化粧をした若衆俳優のような容姿で婦女子の人気を集め、次第に芝居噺(ばなし)に新機軸を求めていった。当時の人気俳優の声色を使い、話中の人物を生き生きと語り分けるなど、その才気と迫真性により絶大な人気を博した。

年とともに技芸は円熟し、文人たちの支援を得るなどして、話術を磨いたという。創作力もあり、江戸・東京の落語・三遊派の大名跡であるとともに、怪談噺の原作者としても広く知られる。滑稽噺より、人情噺や怪談噺など、講談に近い分野で独自の世界を築く。外国の翻案物も手がけて、明治の新時代に迎えられ、多くの優秀な門弟を輩出して三遊派の隆盛をもたらした。

サルドゥーの「トスカ」に基づく『名人』や中国の「牡丹灯記」に基づく『怪談 牡丹燈籠』はことに有名で、後者は歌舞伎にも脚色されて今なお上演されている。

怪談 牡丹燈籠 人物相関図