「いちばん小さな町」の魅力に迫る会に
柴田義之さん
をお迎えします!
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2022年第23回テアトロ演劇賞特別賞を受賞した本作品。
そして、個人としては2023年第57回紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞された柴田義之さん。
今回の『いちばん小さな町』ではどんな舞台を見せてくれるのか楽しみです♪
参加無料
5/23(木)
夜の部 19:00 (18:30開場)
天神山プラザ1階ホール
岡山市天神町8-54
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Profile
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柴田 義之 さん
- 1952年 福岡県出身。
- 横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)演劇科卒業。
在学中に出会った藤田傳氏に師事。 - 1980年 劇団1980を結成する。
- 2000年 文化庁在外研修でブラジルに留学。
- 映画・ドラマや劇団の枠を越えた数々の公演にも出演し、表現の深さを模索し続けている。
主な出演作品・受賞歴
劇団1980
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横浜放送映画専門学院(創立者:今村昌平 / 現:日本映画大学)の卒業生が、劇作家・演出家:藤田傳氏のもとに集まり、1980年4月に結成された。通称ハチマル。柴田義之さんは結成メンバーのひとり。
結成以来、一貫して「日本」と「日本人」を探る演劇作品を作り続け、全国の演劇鑑賞会の公演も多数行っています。
一方で海外公演も精力的に展開されており
1995年 ヨーロッパ3大演劇祭のひとつ、ルーマニアのシビウ国際演劇祭に日本の劇団として初参加。
本作品のルーツであるブラジルでの公演も2004年、2008年の2度に渡って行うなど、現代日本を照射した作品を海外で意欲的に発表しながら芸術交流を図っています。
これまで例会にお迎えした作品たち
- 2011年素劇 あゝ東京行進曲
- 2016年ええじゃないか
- 2020年素劇 楢山節考
2024年7月例会
「いちばん小さな町」
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本作では、1990年の入管法改正によって多くのブラジル日系人を受け入れた群馬県大泉町をモデルに、国籍・人種・文化・言語・宗教を越えた「共生」の困難さ、外国人と日本人が同居する地域社会に生じる亀裂と分断、海外に渡った外国人が直面する差別と孤独に斬り込んでいきます。
分断の危機にある世界情勢の中、まさに現代日本が直面している「共生社会の実現」への課題を描き出します。
二度にわたってブラジルでの長期講演(2004年「素劇 あゝ東京行進曲」/2008年「ええじゃないか」)を敢行し、公演先でたくさんの日系ブラジル人のみなさんと出会い、その歴史と苦難に触れた劇団1980ならではの作品です!!