
「母」の魅力に迫る会に
文化座:代表・俳優 佐々木愛さん
をお迎えします♪
———–
参加無料
3/20(木・祝)
さん太ホール
岡山市北区柳町2-1-1 山陽新聞社内
———————————-
Profile
———–
佐々木愛|劇団文化座
2025年5月例会
「母」
———–

劇は戦後セキが記者のインタビューに答える場面から始まり、回想を通し貧しい家庭に生まれたセキが、様々な苦労を重ねながら六人の子(長男は夭折)を育てていく姿が多喜二の人生と重ね合って綴られる。この劇は苦難を超えて生き抜いた母のたくましさを描いたドラマである。セキは無学だがおおらかで明るい性質で子どもたちを信じ自分の考えに従って生きていく。そんな母に育てられた多喜二は「小さき者のために生きる」という考えを貫きその果てに虐殺される。多喜二を動かしたのはイデオロギーではなくヒューマニズムであった。佐々木愛がセキの清らかな人物像を気負いなく自然体で演じ観る者に深い感動を呼ぶ作品です。