2025年 5月例会 「母」魅力に迫る会

佐々木愛さん

「母」の魅力に迫る会に

 文化座:代表・俳優 佐々木愛さん

をお迎えします♪

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参加無料

3/20(木・祝)

14:30 (14:00開場)

さん太ホール
岡山市北区柳町2-1-1 山陽新聞社内

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参加申し込みはこちら

岡山市民劇場事務局086-224-7121
FAX : 086-224-7125 (24H)

  • 平日:10:00 〜 19:00
  • 休日:日曜・月曜・祝祭日
  • 閉局:例会日及びその翌日

Profile
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佐々木愛|劇団文化座

2025年5月例会
「母」
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岡山市民劇場 2025年 3月例会:人情噺 文七元結 - 劇団前進座
小林多喜二の母セキを主人公にした三浦綾子の長編小説を、杉浦久幸の脚本と鵜山仁の演出で舞台化、佐々木愛が演じるのは、もちろんセキである。女優生活60年を迎えたが、体力的な衰えをまったく感じさず、台詞に張りがあって所作も軽快。

劇は戦後セキが記者のインタビューに答える場面から始まり、回想を通し貧しい家庭に生まれたセキが、様々な苦労を重ねながら六人の子(長男は夭折)を育てていく姿が多喜二の人生と重ね合って綴られる。この劇は苦難を超えて生き抜いた母のたくましさを描いたドラマである。セキは無学だがおおらかで明るい性質で子どもたちを信じ自分の考えに従って生きていく。そんな母に育てられた多喜二は「小さき者のために生きる」という考えを貫きその果てに虐殺される。多喜二を動かしたのはイデオロギーではなくヒューマニズムであった。佐々木愛がセキの清らかな人物像を気負いなく自然体で演じ観る者に深い感動を呼ぶ作品です。